男性育休(育児休業)でまず知っておきたい制度のこと〜条件、期間、手当のはなし〜

男性育休(育児休業)でまず知っておきたい制度のこと〜条件、期間、手当のはなし〜

「男の育休に興味があるけど、職場で取った人もいないし自分は無理だな……」 「残業が多い毎日……このままでは子どもと過ごす時間がない」

最近ちらほら聞くようになった男性の育児休業(育休)。複雑な制度、職場、お金……まだまだハードルがたくさんあって、取ろうと思ってもなかなか難しいですよね。

この記事では、育児・育休知識ゼロだった私がオフィス初の男性育休を取得するまでに学んだ育休知識を体験談とともにお伝えします。

まずこの記事では「そもそも育児休業(育休)とは?」について制度、期間、お金の概要をご紹介します。

育児休業(育休)とは?

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イミー

問題。育休の正式名称は?

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ツマ

うーん。育児休暇?

育児休業とは、労働者が子の誕生から原則1歳までの間休業できる制度です。

育児休業は、育児・介護休業法という法律で設定されており、国民の権利といえます。育児・介護休業法は2017年にも改正されており、国の法律としても育児への注目が集まっています。

育休はよく「育児休暇」「育児休職」と呼ばれますが、正式名称は「育児休業」です。

育児休業(育休)を取得できる条件は?

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イミー

育休って男の俺でも取れるの?

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ツマ

なにいってんの。最近いろんなところの社長が取ってるじゃん。

育児休業を取得するには、以下の条件に当てはまる必要があります。

  • 原則1歳に満たない子を育てる男女
  • 同一事業主に1年以上雇用されている
  • (非正規雇用の場合)子が1歳6ヶ月になる日まで雇用が満了しないこと

入社したばかりだったりすると、対象にならない場合があるので確認が必要です。

育児休業(育休)の期間は?延長できるの?

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ツマ

育休ってどれだけの長さ取れるの?

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イミー

基本は1年間、最近だといろいろ延長制度があるみたいだね。

男性の育児休業期間は「子供が生まれた日(誕生日)」から「子供が1歳になる誕生日の前日」までの1年間です。

ただし、いくつかの条件を満たすことで育休期間を延長することができます。

パパ休暇(2回目取得制度)

パパは、子供の誕生から8週間以内に一度育児休業を取得した場合、その後もう一度(2回目を)取得することが可能です。①産後1番大変な時期(〜8週目)、②妻の仕事復帰(1年目)などに分けて取得するのも手だと思います。

パパママプラス(1年2ヶ月に延長)

パパもママも育児休業を取得する場合、1年→1年間2ヶ月に延長されます。この制度をパパママプラス制度と呼びます。

1年誕生日時点での保育園待機(2回目取得制度)

1歳時点で保育園に入れなかった場合、最長1年半に延長できます。

1歳半時点での保育園待機(2年に延長)

さらに1年半時点で保育園に入れなかった場合、1年半から最長2年に延長できます。 待機児童問題などの対策として、2017年の育児・介護休業法改正で変更された点です。

会社独自の育休期間

国が定める育児休業より長い休業を認めるところもあります。3年などよく聞きますね。 ただし企業による休業期間の延長はあっても、給付金支給は国の定めるもの(1年など)の場合もあるので注意しましょう。

育児休業(育休)中の収入、手当は?

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イミー

休んでる間の収入はどうなるんだ?生活は大丈夫か?

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ツマ

2人いるしどうにかなるんじゃない?

育児休業中は会社からの給与は支払われません。雇用保険から「育児休業給付金」が支払われます。

育児休業給付金の給付額は以下の計算で算出できます。

育児休業給付金 計算式

180日まで 額面月収 × 67%
181日以降 額面月収 × 50%

他にも社会保険料、所得税の免除が適応されます。

男性の育児休業(育休)の現状は?

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イミー

男性の育児休業取得率が上がってるらしい!

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ツマ

ほとんど5日未満ってはなしだけど。

男性の育児休業(育休)の取得率は、5.14%(2017年、厚生労働省調べ)です。近年、少しずつ上昇しているとはいえ、まだまだ低い数値です。

また多くの取得者の取得期間は「5日未満」。期間も短く、有給休暇と変わりません。

ただ、男性はいずれも1週間以内の短期取得が中心で、どちらかというと有給休暇に近いのが実態だ。とはいえ、会社によってはいまだに男性社員の取得を嫌がる上司も少なくないと言われる中、短期でも多くの取得者がいるのは第一歩としては悪くない。

「男性社員が育休を取りやすい会社」トップ50 – 東洋経済オンライン

正しい知識を身につけてぜひ1ヶ月以上の育休を取得したいですね。

まとめ:男性の育児休業(育休)、正しい知識を身につけて1ヶ月取得しよう

育休って何だか複雑で面倒ですよね。男性が育休を取得するための第一歩は、制度を正しく理解することです。順番に理解して取得に近づきましょう。

次回は「パパ育休(育児休業)取得講座 期間編」。「育休ってどれだけの期間取れるの?」という疑問に詳しくお答えします。

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